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  • 執筆者の写真theater KAN

朗読劇『初花~Souls never Die~』制作日誌vol.5

更新日:2020年6月18日

7月15日(海の日)@新宿ゴールデン街劇場

theater KAN プレ公演

朗読劇『初花~Souls never Die~』

12:00/15:00/18:00(3回公演)

前売:1800円 当日:2000円

(チケットレス当日清算)

ご予約はこちら↓

https://www.quartet-online.net/ticket/hatsuhana0715


 2019年7月15日(海の日)、新宿ゴールデン街劇場にて、朗読劇『初花~Souls never Die~』をtheater KANプレ公演として上演します。

 朗読劇と言えどもその上演形式はさまざまです。演技性を抑制し、衣装もシンプルに淡々と朗読を進めていくものもあれば、映像や音楽、照明をフルに活用して視覚的、聴覚的な刺激をお客様に届けるものもあります。

 今回僕たちがお届けする朗読劇『初花~Souls never Die~』は、あくまで言葉の持つ力に重点を置きながら、要所要所でBGMを入れ、照明はかなり抑制的に、舞台装置は完全に抑制しています(「抑制」と言えば聞こえがいいですが…)。

 今回の公演は脚本はもちろん、BGMの選定もすべて主宰が行いました。いま主宰が暮らしている環境には、なぜかクラシックのCDが山のようにあるのですが、その中から本作のイメージに合うように、ピアノ曲や弦楽曲を中心に見当をつけつつも、日ごと夜ごとに曲を聞き続けました。

 その過程の中で、今回は採用しませんでしたが、バルトークのピアノ曲や作曲家マイケル・ナイマンなど、新しい音楽との出会いが多々あったことは主宰にとって大きな財産となりました。

 作家として作品を書くときに、音楽から受けるインスピレーションは計り知れないものがありますが、本作のBGM選びの過程の中で、次回以降の作品に生かせそうな刺激をかなり受けたわけです。

 結果として、今回はバッハのピアノ曲、弦楽曲を中心にBGMを配することにしました。その音楽に竹下群青や主宰自身が、役者としてどのように言葉を乗せていくことができるか、その点も僕らのチャレンジとなることでしょう。


 言葉そのものが持つ力に、音楽の力という助っ人を得て、より深く、より真っすぐにお客様の心に届くように、あと3週間さらに磨きをかけていきたいと思います。

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