theater KAN
『Merde!~僕らが舞台に立つ理由』制作日誌vol.4
2019年11月22日(金)~24日(日)
新宿ゴールデン街劇場
theater KAN vol.1(旗揚げ公演)
『Merde!~僕らが舞台に立つ理由』
前売:2,500円 当日:2,800円(全席自由)
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https://www.quartet-online.net/ticket/merde
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今回は竹下群青(ぐんじょう)のご紹介です。
竹下群青は2019年1月の初回ワークショップから参加している3人メンバーの中の一人。
まだ歴史の浅いtheater KANですが、最古参のメンバーです。
竹下群青はshy guyなので顔をお見せできないのがなんとも残念なのですが、本物はぜひ劇場でご覧ください(写真右が竹下群青)。
舞台経験のない竹下群青でしたが、2019年7月の朗読劇公演『初花~Souls never Die~』で初舞台を踏みました。
そのときは主宰の松崎と二人きりの朗読劇公演でしたが、若年性アルツハイマーに侵されて徐々に記憶を失っていくという難役を、持ち前の穏やかさ、誠実さで演じてくれました(身内を褒めるのは面映ゆいですが…)。
7月公演のお客様アンケートでも……
「誠実であったかくて良かった」
「2人の心模様が上手に描かれていた」
「ヒデト(竹下群青の役名)のカッコよさ!」
「竹下さんのたどたどしい感じ、逆によかった!」
などと温かい励ましの言葉をいただいていました。これらのお言葉は本人も励みになっていると思います。
もちろん厳しいご指導の言葉をいただくこともあります。そのお言葉に背を向けるのではなく、真正面から受け止めてエネルギーに変えられるかどうか、それは竹下群青にかかっていますが、彼ならきっとやってくれるだろうと思っています。
竹下群青は持ち前の穏やかな空気感で、劇団内でも緩衝材のような役割を担ってくれています。

連発される外山ヒロキの下ネタをしっとりと受け止め、時に激高する主宰の松崎をなだめながら、その良き相談相手でもあります。激高した後の松崎はこっそりと竹下群青を呼び「あとは頼んだ」と言うことも一度ならず。
そんな竹下群青が11月公演で演じる役は、穏やかで食いしん坊な演技初心者の青年。少なからず竹下群青とリンクする部分があると思います。自分とリンクする部分と、自分とは異なる部分にどう折り合いをつけて演じるか、ぜひご注目いただきたいと思います。
では、そんな竹下群青からの、ちょっととぼけたメッセージをどうぞ。